プライベートに影響が出る

システムエンジニアを目指す時に大きなデメリットになってしまう点は、仕事が忙しいということだ。最近ではワークライフバランスという言葉が浸透してきており、仕事とプライベートのバランスを取りたいと考える人が増えてきているものの、システムエンジニアは日常的に納期に追われている。システムエンジニアの仕事はもともと忙しく、自分のプライベートが制約されてしまうことも多い。プライベートが犠牲になってしまってもシステムエンジニアを目指したい、と思える意欲的な人でなければ勤まらないだろう。
エンジニアの仕事は専門的な内容でかつ多忙を極めるものだ。また、同じシステムエンジニアでも、その分野によって仕事内容や忙しさが少し変わってくる。例えば、金融系システムエンジニアは、しばしば緊急性の高い業務をこなさなくてはならない。なぜなら、街でよく見かけるATMなどはたくさんの人が日常的に使用するものであり、トラブルがあってはならないものだからだ。
金融系システムを常に安定して稼働させなければいけない点で、他の分野のシステムエンジニアよりも多忙になりやすく、早急に対応しなければいけない業務も多い。また、金融系システムエンジニア以外であっても、システムでしばしば発生してしまうトラブルに対応することが求められる。新しくシステムエンジニアの仕事に就く人も転職を考えている人も、システムエンジニアの仕事は忙しくプライベートに影響が出ることが多いことを覚えておくべきだ。